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Posted by おてもやん at

2017年02月12日

愛を切り取るカメラマン宣言








「今のこの時をギュッとして
 また後から取り出して愛でたい」

「明日からの娘も楽しみ
 今までの娘が思い出になるのももったいない」

日々そんな思いにかられてる狂気な母親です

crazyだと思われるでしょうが
多かれ少なかれ
結構な数の親御さんや
ペット愛好家の方達がそう思われるのではないでしょうか


娘の写真も撮るし
撮った写真ももちろん大切なんだけど
見返したときに
それ以上に
その時のことや
その時期のことが
ぶわっと出てくるのです

美しいかどうかよりもはや写真よりもその思い出が大事

大きくなるときっとまた写真も違う意味を持ってくるのだと思いますが

これまでの自分の30年分の写真を見ても
記憶がある時代のものは
思い出がセットになってる

だから
私は自分の撮った写真が大好きなんです


写真は技術云々ありますゆえ
文句も多々あるのですが
(自覚もしてます)
それでも大好きなのは
思い出がセットになってるから


恥ずかしながら
それが
心にストンとズシンときたのは最近の話



私にとって写真は
「愛を切り取る」作業だった

Family photographerとしても
Documentary photographerとしても

それははちどりphotoを始める前から、
ベトナム留学をした頃からそうだった



きちんと美しく、も撮りますが
撮影のその時が
家族や大切な人を笑顔にするような思い出となる

そんな時間を提供するカメラマンでありたい

そして
愛♡
をしっかりと切り取るようなカメラマンでありたい


どこのカメラマンさんも思っているでしょうけど
(crazyな)母親の気持ちで撮影することは
誰にも負けないプロでありたいし
精進します!!!

という決意がふつふつと胸に。






ご報告がお遅くなりましたが
熊本市島崎でママとキッズのためのカフェ
Sakuraki no ie
を運営していた
Sakurakiにて はちどりphotoを展開することとなりました
(アイドルの芸能事務所所属のような感じです←)

これまではちどりphotoはロケーション撮影中心でしたが
抜群のセンスのあるSakurakiプロデュースのスタジオも構えます

もちろんロケーションも引き続き
ドキュメンタリーの活動も引き続き

安いからとご依頼いただくこともあったかと思いますが
実力で選んでいただくカメラマンとなれるよう
まだまだレベルアップしますよー!


震災で営業できなくなった島崎のSakuraki no ieは
熊本市中央区帯山地区にて
新たに営業再開の準備中です

スタジオもそこに。


他にはどこにもない かっちょいー空間が
できあがることと楽しみにしています

そこで存分に愛を切り取る撮影をします
切り取らせてください!!


イベントもすでにいくつか企画中です
追って告知させてください


そんなこんなで Sakuraki と はちどりphoto(by crazyな母)を
これからも どうぞよろしくお願いします
  


Posted by hachidori.photo at 03:52Comments(0)ご報告

2016年12月31日

希望


地球のエネルギーを感じ

人の強さ、たくましさを知り

人との繋がりを再確認し

人間関係の脆さや強さを同時に見て

人の温かさが心に染み渡る

そんな一年でした

新しい価値観を身に刻む一年となりました




たくさんの希望を胸に
新しい一年を迎えます



希望の写真を今年の締めに。







どこで生まれた命も
愛され
望まれ
自分の意志で未来を選べる
そんな世界の実現を願って。
















こうやって
必死に必死に
お母さんと周りの人が
支え守って 命をかけて
生まれてきたあなたの命が
より輝く年となりますように




はちどりphotoを来年もよろしくお願いいたします
  


Posted by hachidori.photo at 01:56Comments(0)life

2016年12月09日

山は崩れる


山は崩れる

道は消える


あったものは
ずっとそこにあるだろうと思ってた


つくられたものは
永久でないと知っているのに
いつか壊れると知っているのに
それでもやっぱり
目の前で失くなるはずはないと思ってた








阿蘇・立野地区


阿蘇のグルメを楽しめる飲食店があり
大きな病院があり
阿蘇へのドライブには必須とも言える道が通る

集落は日当たりの良い山の斜面に広がっている

お天気のいい日には
お布団が干してあるたくさんの家を
通りから見ていた

そんな場所だった


4月の地震で大橋が崩落し
地震に加えて
夏には大雨に見舞われ
土砂崩れが起き
今も通行止め

ビニールシートの鮮やかな青が目立ち
人の気配はゼロに近く
解体や道の工事の音だけが響く


出来立てホヤホヤのゴーストタウン

に なんて
したくない

したくないけど
現段階では水は出ないし
生活は厳しいし寂しい

見捨てられた集落のようで
町が泣いているようで

だけど
清々しく澄んだ青空は
平等に広がっている


自然は時間とともに
少しずつ変化しながら
その地に合うように根を張っていくだろう

人もきっとそうであると信じたい







たった一人だけ出会った土地の人


おばあは
昼間だけ 隣町の大津から犬や猫の世話に帰って来る

寒いから着れるだけ着込んで来る


4月16日の地震があって避難してから
一度も家で寝ることはなかった
今は家族とみなし仮設に入居している


7月の豪雨

敷地内にあった牛小屋を土砂が襲った
牛はいなかったし家は無事だった

「水が出ないからね
 もう住めないね。
 どがんなっとだろかね。」

不安そうな笑顔で言う



地震から来週で8ヶ月になる


景色は変わりながらも
でも日常を取り戻しつつある熊本

復興の順番がまだまだ遅くなりそうな人がいる

家や農地はどうなっていくのか


私に何ができるだろう



工事のおじちゃん、親切にしてくれてありがとう
  


Posted by hachidori.photo at 01:08Comments(0)くまもと地震

2016年10月27日

あと一週間!1day写真館



あと一週間となりました1day写真館


パーティプロデュースのプロフェッショナル集団・Sakuraki
(https://www.facebook.com/sakuraki.4ur.life/)さんの
ご協力をいただき今までのテイストとは違った演出をします

気分上がるPOPなテイストと
落ち着いたシャビーグリーンな空間
THE DAY CAFEさんの雰囲気にぴったりで
今からワクワクです♡


リピーターさんを中心にご予約いただいておりますが
午後にまだ空きがございます
ご予約お待ちしています

日時 : 2016年11月3日(木・祝)10:30~16:00

場所 : THE DAY CAFE
熊本市北区麻生田4-2-40
*駐車場広いです♡

料金 : 6000円
(3データ+プリント後日郵送)
と言いながらいつも多くお渡ししちゃいます
+1オーダーお願い致します


ご予約は30分単位でお受けしますので
ご希望のお時間帯をお知らせください




THE DAY CAFEさんについてはコチラ↓
http://thedaycafe.net/


*ご予約・お問い合わせ*
はちどりphotoもしくはTHE DAY CAFEまで
ご連絡ください


*はちどりphoto*
090-8660-0879
hachidori.photo@gmail.com

*THE DAY CAFE*
096-338-3355
  


Posted by hachidori.photo at 01:32Comments(0)***ご案内***

2016年10月23日

仙人のような神社の守人




「結婚は幸せになるためにするもんじゃない

幸せを分かち合うためにするんだ」


***


神様のために
参拝客のために
毎朝4時から
4万坪ある
身曾岐神社の境内を美しくする

 

「自分は下働きなんだ」
と言う77歳

下働きとは
雑用とか 誰かの下につく
というのではなく
自分をわきまえる
ということなんだよ

と教えてくれた



きっと今日も
お客さんがまるで友達のように
参拝の前に
あなたを訪ねるのだろう


  


Posted by hachidori.photo at 00:20Comments(0)つれづれphoto

2016年10月19日

熊本を照らすあかり




すっかり熊本の風物詩となった【みずあかり】


今年は絶対に行きたかった

あの 美しくて力強い竹のあかりを
なぜか絶対見たかった


震災を経験し
昨日まであったものが絶対に明日もあるとか
会いたい人にまたそのうち元気に会えるなんて
今度もそのチャンスがある確証なんて
どこにもないと知った





今年はすごく特別なことのように感じました

行かなきゃ!
ってすごく思いました



そしてもう一つの大きな理由


石垣島にある八重山農林高校の生徒さんが
熊本のためにと力を貸してくれていたことは
何かのニュースで知っていたし

毎日のようにお邪魔していた子ども支援センターでも
それを手伝ってくれていたと聞いた



こんなところで繋がれることが嬉しかった



結果・・・

書いてくれたメッセージを探すことはできなかったけど泣


このどこかにあると思うだけで嬉しかった


ありがとうありがとうありがとう






やっぱり今年は復興にむけてのコメントが多かった

一つ一つに
がんばろうね
と心で返事をしました



竹あかりの後ろでライトアップされている熊本城
今年は痛々しかったけど
あるだけでなんだか心強いのは
やっぱり ふるさとを愛しているからかな



  


Posted by hachidori.photo at 00:38Comments(0)life

2016年10月16日

石垣ローカル誌「やいま」写真掲載していただきました

石垣島は 新しい扉を開かせてくれた場所


八重山地方のローカル雑誌 ≪やいま≫
今月号の特集は
【白保の誇りを受け継ぐ獅子保存会】

写真を掲載していただきました







8月のお盆の時期
石垣島の市街地から車で2~30分ほどの場所にある
白保という地域

そこに受け継がれる獅子舞の取材に
同行させていただきました



この地区で獅子保存会に属すことはまさに名誉

誇り高き 郷土の愛を獅子の踊りにぶつけるかのよう


厳粛な雰囲気で
でもやはりどこかあたたかくて

聖域を守りながら地域のみんなが見守り 参加する


自分の地域に
包み隠さない愛と誇りを持つ


伝統芸能を守るという言葉では
どこか違和感が残るほど
生活に変わらず根付いているもので

それは石垣島のどの地域にも感じられる雰囲気

きっと主観とは言いきれない事実なのだけど
こんなとき 私はルーツの違いを感じると共に
羨ましさと少しの寂しさが織り混ざったような
感覚を覚えるのです



そんな今月1日に発刊された今月のやいま

編集さんが時間をかけて温めてきた今回の特集

ぜひ八重山地方にお住いの方、
行かれた方は読んでください!
取り寄せもきっとできるはず♡


やいま発刊元の南山舎さん

文化を重んじる 奥深いローカル誌のやいま の他に
歴史にフォーカスした本を数多く出版されています

その一部に参加させていただけたこと
とても光栄に思います


この時 まだ付き合いも浅くて
でも大好きなママ友に(初めてママ友できた)
多大なご迷惑をかけてどうにか撮影が実現

またその翌日には
獅子に泣き叫ぶ娘をほったらかしてたら
地元のおばちゃまが優しく抱っこしてくださり
人様に助けられ支えられてどうにか撮影できました


いただいたご恩を返せないほど
たくさんの方に 根元から支えられていることを
強く感じます



走り回るだけで発信ができていないことが
もどかしく
情けなく思いますが
石垣島のこともまだ書きたいことがあります
熊本地震のことも引き続き発信していきます
お付き合いください
  


Posted by hachidori.photo at 00:42Comments(0)ご報告***ご案内***

2016年10月09日

1day写真館開催




やります!

1day写真館
@THE DAY CAFE



テーマはPOP&GREEN

年賀状にもピッタリなデザインのセットをご準備します
七五三撮影にもどうぞ

テーマがございましたらご予約のときに
お知らせください


日時 : 2016年11月3日(木・祝)10:30~16:00

場所 : THE DAY CAFE
熊本市北区麻生田4-2-40

料金 : 6000円
(3データ+プリント後日郵送)
と言いながらいつも多くお渡ししちゃいます
+1オーダーお願い致します


ご予約は30分単位でお受けしますので
ご希望のお時間帯をお知らせください


THE DAY CAFEさんについてはコチラ↓
http://thedaycafe.net/


*ご予約・お問い合わせ*
はちどりphotoもしくはTHE DAY CAFEまで
ご連絡ください


*はちどりphoto*
090-8660-0879
hachidori.photo@gmail.com

*THE DAY CAFE*
096-338-3355



さぁ準備 間に合うのか今からドキドキですが!
がんばりますよー!
皆さんにお会いできる楽しみを胸に!
  


Posted by hachidori.photo at 00:35Comments(0)来てね~!***ご案内***

2016年09月24日

朝子おばあの話:愛の人

出会いはグアバの香り

石垣島でグアバジュースを
手作りする家庭は珍しくない
朝子おばあは
お手製のグアバジュースの入ったペットボトルを開けた
私が借りていた
お隣さんが何のTVを見ているか分かるくらいに
壁の薄い部屋で


途端にジュースが爆発

朝子おばあもびしょぬれ
床もびしゃびしゃ

目が点になるとはこのこと

途端に濡れた本人が大爆笑

3軒先にまで届きそうな豪快な笑い声

その後も会話中に思いだしては大爆笑
誰がっておばあがよ

今も鮮明に思い出せる大きな笑い声

(※グアバジュースは普通は爆発しません。
陽に当たって発酵しちゃったみたい)

***

ベルセウス流星群を見に行った夏の夜中
あいにく 満天の星が 雲に隠れていた

朝子おばあは言った

「ちょっと あの雲どけてもらえんかね」

「・・・? だ、誰に?」

「決まってるさ、宇宙よ!」


どんな顔して言うかって
そりゃもう大真面目

こんな調子で一番元気
宇宙も動くのではないかと思わせる何かがある人

帰路は一人爆睡


そんな朝子おばあの話





***



石垣島北部 マーペーと呼ばれる山の麓にある
小さな集落・野底
(写真右側の突起のある山がマーペー)

朝子おばあこと
上地朝子(うえち あさこ)さんが暮らす
昭和24年4月1日生まれの67歳


美肌と健康の秘訣・
島らっきょうと島にんにくを食べて
畑に行くのが毎朝のパターン


作っているのは
パイン、コーヒー豆、島らっきょうにハーブ
全て無農薬で育てている


朝子さんの庭一面に植えられているハーブは
健康を支えてくれている






ここは石垣島に2つあるコーヒー農園のうちの一つ。
ハワイとの縁で栽培が始まった

無農薬栽培のため 特に収穫は天候に左右される
ヤシを防風林として植えて台風に備えている
これでも完璧には風を防げないが
被害は格段に少なくできる




背の高い木々が防風林







独特の赤土で作られるパイン
またこれが甘くて美味しい!!!
来年の分のパインを植える準備をしている

石垣島で教わった、
戦争に勝ったことを表すピースではなくアイラブユーのポーズ





この2枚の写真は朝子さんからいただいた
パイン収穫時のもの



山の麓で海を眺めながらの農作業





お父さんは野底の開墾の団長として
宮古島からこの地に渡ってきた
生活の目途が少したってから家族を呼び寄せた 
朝子さん当時5歳

団長だったお父さん とても厳格な方だった

子どもも生活の担い手だったため
5歳の朝子さんにも仕事があった
マーペーの麓から薪を集めてくること、
天秤棒で湧き水から汲んだ水を運ぶことがそれだった

それができないとこっぴどく叱られた
父は怖い存在だった

お母さんは石垣島に渡ってすぐから病を患い
奥の暗い部屋で寝たきりだった
先が長くないと分かっていたためか
お母さんは情がうつらないようにと
亡くなるまで 朝子さんを近づけることはなかった
亡くなったのは小学校1,2年生の頃だった

上に年の離れた6名の姉兄がいたが
年が離れすぎて一緒に何かをしたという記憶はない


だからずっと寂しさがあり
家族の温もりを知らずに育った
と朝子さんは振り返る

誰にもその寂しさを吐き出せずにいた
薪を焚いているときにだけ
煙に任せて思い切り泣いた



開墾といっても大型機械があるわけではなく
クワ、カマ、ノコギリで森を開く

電気はない
水道もない
家は移民皆で協力し合って建てたもので
もちろん頑丈とは言い難い

一緒にこの地に来た開拓団の男たちは血気盛んで
昼は皆で仕事をし 夜はまた皆で酒を呑む
そのうち喧嘩が始まるのは珍しいことではなかったが
それは家々を壊す程で
幼い時分の朝子さんはそれが恐ろしくて
隠れて軒下や馬小屋で一人寝ることもあった

中学校を卒業したのは昭和39年
同時に浜松市の機織り工場に就職した

食べ物はあったが現金はない暮らし
パスポートを持って
着の身着のまま船で本土へ渡った

初任給7000円の時代だ
服を買う余裕はなく
1年間は中学校のセーラー服で過ごした

南国でギラギラのてぃだに照らされて育った身体は
本土の人と比べると黒い
冬の寒さにも慣れておらず
手が霜焼けで赤くパンパンに腫れていた
そして中卒という学歴―

同僚に後ろ指を指され馬鹿にされた
悔しかった
だけど生きるのに必死だった
そんな嫌がらせには目もくれなかった
しだいにそれはなくなっていった


ところが就職して10ヶ月で会社は倒産
社内預金(財形)を 取り戻すため
組合で1ヶ月デモをした
朝子さんにとっては一から貯めた資産だ
お金の大切さは身を持って知っていた


次は織物の会社に再就職した
15歳から21歳までをそこで過ごす

社会活動をしていたため
プライベートも毎日充実していた
そんな時 お兄さんの友人である勝久さんと出逢う


「そりゃもう、猛アタックよ」

八重山のイントネーションで
何食わぬ顔でいきなりぶっこんできた朝子さん


「まだ結婚したくない!今が楽しい!」
と断り続けていたが
「あなたと一緒になれないなら生きていたくない」
と猛アタックに押され昭和45年に結婚した
子ども3人、孫8人に恵まれた


猛アタックしてきた旦那さんとは今でも仲良し
言葉少なだけど今も昔も変わらない愛で
天真爛漫な朝子さんを包む

そんな旦那さんは昭和20年の夏に生まれた
戦況が激しい時 防空壕で誕生した
当時はそんな子どもは少なくなかったが
生き抜いた子どもは少なかった


旦那さんのお父さんは
開拓民の会計係として野底にやってきた
朝子さんのお父さんと同僚ということになる

朝子さんの家からすぐ近くに建てられている
入植の碑にお二人の名前が刻まれている






朝子さんの家は
いつでも人を迎え入れる準備がしてある

と言ってもそれは目に見えるものではなくて心の方だ
朝子さんの家が心のオアシスになるように、と。

朝子さんにとっては 自分の子どもや孫と
他人の境がない

「心こそ大切なり」
という信念のもと出逢いを大切に
そして一人一人を大切に思って接している

良いものは良いと言い 悪いものは悪いと言う

どんなに偉い人でも有名な人でも関係なく誰でも平等

「チヤホヤされたい人はウチには来ないさ、
つまらないからね」


人を見る目は養われている

それは寂しさを知っているから
苦労をしてきたから
人の痛みが分かるから



「自分の生き様がドラマになる」

そう言える程の苦労を乗り越えてきた

寂しかったけど 大変な思いをしてきたけど
この歴史で良かったのだ

苦労は財産だった

そう考えると何も悪いことはない

それを伝えるために
間口はいつでも広げている



≪グアバを採る朝子さん≫


車でパイン畑に向かう途中グアバの樹を見つける
「実がなってる!!!」
と大興奮で傾斜が60度はありそうな急斜面を
実を採りながら降りる。
「おばあが採るから待ってなさい!」
と言われたけれど1人に任せてはいられない。
私はカメラ抱えて降りられそうになかったので
ぐるっと回って朝子さんのもとへ。

「幼いころ男の子も女の子も関係なく、
みんなで競って採ったさ。
だから今でも血が騒ぐわけよ!」

そう言って袋いくつぶん採っただろうか
その場でかじったグアバの味が忘れられない

採る


採る


容赦なく採る


採ったグアバを食べながら待つ子どもたち




朝子おばあの憩いの場所は
マーペーの山頂からすぐ下にある

ここに本と飲み物を持ってきて過ごす



「こんなに素晴らしい景色に囲まれて
もう何もいらない。
野底が大好きさ」


土地への愛と人への愛
それを表現して生きる人



孫のゆうみちゃんと一緒に

  


Posted by hachidori.photo at 14:45Comments(0)つれづれphotolife

2016年09月18日

チャリティ撮影会と義援金と記事掲載のお話





















震災についての講話&チャリティミニ撮影会に続き
9月10日
山梨県 白州・尾白の森 名水公園べるが にて
チャリティ撮影会を行いました


熊本の復興のために、と
7組の皆さまがおいでくださいました

県外でこんなにあれよあれよと
予約いただくということは
告知して下さった方のご尽力と
熊本地震で多くの方が
「何かしたい!」
と思っていただいていたことの
表れではないでしょうか


私の拙い撮影ではありましたが
すがすがしい森の中で
自然の恩恵を受けながら
感謝と共に
皆さまとの楽しい時間を過ごすことが出来ました


撮影中 野生のリスも見れちゃって!!!♡
しっぽが長くて
意外に大きくてビックリ!




そして
9日の講話でいただきました寄付14000円に
1000円お気持ちを追加でいただきましたので
合計15000円



10日の撮影会にていただきました
3000円×7組の21000円


を 震災の義援金として
熊本県にお送りしましたので
ここにご報告致します



ご協力いただきました皆さま、
本当にありがとうございます




そしてそして
毎月15日発刊の≪八ヶ岳ジャーナル≫に
講話の記事を掲載いただきました

伝えたかったことを
分かりやすくまとめてくださっています

お手に取られる機会がございましたら
覗いてみてください



  


Posted by hachidori.photo at 01:32Comments(0)ご報告くまもと地震