2016年05月22日
避難所でのお話~パンツだけじゃないよ~
「こないだね ようやくパンツばもらったったい!
そ~したら黄色でね、
もうスケスケもスッケスケたい!
ぜんぜん隠れんでピンピン出てきて
も~ あらいかん!
お披露目しようかと思ったけど せずじまいたい」
「なんでん良かったい隠れたら」
「あら、こら良かね
(赤にハートのド派手パンツ充てて)」
もう笑いすぎて笑いすぎて
疲れるほどに
ドスドス刺すように
おばちゃん達がおもしろい
これは益城・広安小学校 体育館での一コマ
避難されている方に
物資を届けるお手伝いをしてきました
この活動をしているのは
サクラキノイエの葛西江美さん
熊本市西区島崎で 親子のための
キッズスペースを運営されていました
(http://www.sakuraki.net/)
子どもが楽しく遊べて
ママたちはリラックスできる場所
私もお仕事やプライベートで
お世話になっていましたが
地震で営業できない状態となってしまいました
今は 各避難所でキッズスペースを特設したり
物資をお届けし
避難されてる方とおしゃべりしたり
地道な支援活動をされています
お店の再建を目指しつつ
これまでしていた親子のための事業と
社会活動を結びつけるような
団体を立ち上げる動きを進めています
地震を機に
新しいステージに進むことになりそうです
毎日走り回っておられますが
葛西さんも被災者
地震の影響でお店が運営できなくなった事業主でもあります
2歳の息子ちゃんがいて
それでも時間、手間、ガソリンを使って
活動されている様子に頭が上がりません
息の長い活動ができるようにと
クラウドファンディングを立ち上げますので
その時はまた改めてお知らせします
ご活動の様子はこちらでご覧いただけます↓
https://www.facebook.com/sakuraki.4ur.life/?pnref=lhc
避難所の運営機関に物資を届けても
運営側の管理も周知も大変で
なかなか行き渡らないこともあります
お邪魔した一つの避難所では
もう物資は充分あり
捨てることになるともったいないし
コストもかかるため
不要だと言われることもありました
今回葛西さんがご用意されたのは
アロマ&オーガニックのファブリーズのようなアレ。
東京の企業から届いたものです
避難されている方に直接お渡しすると
「こんなのが欲しかったのよ~!」
との声をたくさん聞きました
葛西さんは直接お一人お一人からニーズをお聞きし
調達して直接その人にお渡しされています
人数は少ないかもしれないけど
刻々と変わるニーズに対応して
必要としている人に望まれる物を
確実に渡せる方法をとっています
印象的だったのは、子供用のサークル。
ペット用で代用できると知恵を出して
用意されました
ゴロゴロしたり
ハイハイやたっちがやっとの子たちは
自由にできる空間がなかなかありません
小さくても これでお母さんも
少しはホッとできることでしょう
***
「ちょっとどがんね!これ似合うね!」
「あら~アナタその色よかよ!似合う!
それにしなっせ」
「ほらポリデントてよ!」
「あら私も欲しかー!
んなら みんなで分けようたい」
ほんの少しの時間を、ここにいる方と共有し
垣間見させていただいただけですが
和気藹々とされていました
ここは白い布で仕切りがあり
布をかけるポールには
表札のように名前が書かれていました
まるで村のようでした
飼い主ではなくてもペットをかわいがって
子どもたちを歓迎していました
もう高齢犬のミキちゃんと 飼い主ではないおじちゃん
ずっと抱っこしていました
小学生の子どもたちは
この体育館から教室に通います
チャイム鳴ってから走っても間に合うね
って話してました
家が倒壊してから体育服がまだ手に入らず
指定されたのはシンプルな洋服
そのシンプルな服も 手に入れるのに
困っておられました
洗濯も自由にはできませんし
肌着やパンツもやっぱりまだまだ需要があります
手紙とともに おりものシートまで
添えてある物資もありました。
細やかな配慮に心がじーんときます
子ども用石鹸や湿布も人気
ポリデントも。
尿漏れシートもこっそり喜ばれました
包帯を巻いている方も何人もお見かけしました
落ちてきた天井や家具を必死で支えたのです
そのときは痛いとも思わずに
避難所を出てお子さんの家に身を寄せて
肩身が狭い思いをしている人も
いらっしゃることをお聞きしました
それならみんな同じ思いをしている人がいる
こっちの方が良いと。
娘さんの家に避難して
誰もいない昼間は
避難所に来る人もいらっしゃいました
人によっては何かくださろうとします
ジュースだったりお菓子だったり・・・
避難している方からいただくなんて心苦しいのですが
でも何かお返ししたいって
きっと自然な気持ちだし
そんな気持ちが自尊心に
繋がるのかなと 偉そうにも思うと
ありがたく頂戴したいと思うのです
わざわざ駐車場となっているグラウンドまで
お菓子を持って追いかけてきてくださいました
また会いに行くと約束しました
パンツの履き心地を聞きに行きます
今度は中での撮影許可をいただければいいな・・・
そ~したら黄色でね、
もうスケスケもスッケスケたい!
ぜんぜん隠れんでピンピン出てきて
も~ あらいかん!
お披露目しようかと思ったけど せずじまいたい」
「なんでん良かったい隠れたら」
「あら、こら良かね
(赤にハートのド派手パンツ充てて)」
もう笑いすぎて笑いすぎて
疲れるほどに
ドスドス刺すように
おばちゃん達がおもしろい
これは益城・広安小学校 体育館での一コマ
避難されている方に
物資を届けるお手伝いをしてきました
この活動をしているのは
サクラキノイエの葛西江美さん
熊本市西区島崎で 親子のための
キッズスペースを運営されていました
(http://www.sakuraki.net/)
子どもが楽しく遊べて
ママたちはリラックスできる場所
私もお仕事やプライベートで
お世話になっていましたが
地震で営業できない状態となってしまいました
今は 各避難所でキッズスペースを特設したり
物資をお届けし
避難されてる方とおしゃべりしたり
地道な支援活動をされています
お店の再建を目指しつつ
これまでしていた親子のための事業と
社会活動を結びつけるような
団体を立ち上げる動きを進めています
地震を機に
新しいステージに進むことになりそうです
毎日走り回っておられますが
葛西さんも被災者
地震の影響でお店が運営できなくなった事業主でもあります
2歳の息子ちゃんがいて
それでも時間、手間、ガソリンを使って
活動されている様子に頭が上がりません
息の長い活動ができるようにと
クラウドファンディングを立ち上げますので
その時はまた改めてお知らせします
ご活動の様子はこちらでご覧いただけます↓
https://www.facebook.com/sakuraki.4ur.life/?pnref=lhc
避難所の運営機関に物資を届けても
運営側の管理も周知も大変で
なかなか行き渡らないこともあります
お邪魔した一つの避難所では
もう物資は充分あり
捨てることになるともったいないし
コストもかかるため
不要だと言われることもありました
今回葛西さんがご用意されたのは
アロマ&オーガニックのファブリーズのようなアレ。
東京の企業から届いたものです
避難されている方に直接お渡しすると
「こんなのが欲しかったのよ~!」
との声をたくさん聞きました
葛西さんは直接お一人お一人からニーズをお聞きし
調達して直接その人にお渡しされています
人数は少ないかもしれないけど
刻々と変わるニーズに対応して
必要としている人に望まれる物を
確実に渡せる方法をとっています
印象的だったのは、子供用のサークル。
ペット用で代用できると知恵を出して
用意されました
ゴロゴロしたり
ハイハイやたっちがやっとの子たちは
自由にできる空間がなかなかありません
小さくても これでお母さんも
少しはホッとできることでしょう
***
「ちょっとどがんね!これ似合うね!」
「あら~アナタその色よかよ!似合う!
それにしなっせ」
「ほらポリデントてよ!」
「あら私も欲しかー!
んなら みんなで分けようたい」
ほんの少しの時間を、ここにいる方と共有し
垣間見させていただいただけですが
和気藹々とされていました
ここは白い布で仕切りがあり
布をかけるポールには
表札のように名前が書かれていました
まるで村のようでした
飼い主ではなくてもペットをかわいがって
子どもたちを歓迎していました
もう高齢犬のミキちゃんと 飼い主ではないおじちゃん
ずっと抱っこしていました
小学生の子どもたちは
この体育館から教室に通います
チャイム鳴ってから走っても間に合うね
って話してました
家が倒壊してから体育服がまだ手に入らず
指定されたのはシンプルな洋服
そのシンプルな服も 手に入れるのに
困っておられました
洗濯も自由にはできませんし
肌着やパンツもやっぱりまだまだ需要があります
手紙とともに おりものシートまで
添えてある物資もありました。
細やかな配慮に心がじーんときます
子ども用石鹸や湿布も人気
ポリデントも。
尿漏れシートもこっそり喜ばれました
包帯を巻いている方も何人もお見かけしました
落ちてきた天井や家具を必死で支えたのです
そのときは痛いとも思わずに
避難所を出てお子さんの家に身を寄せて
肩身が狭い思いをしている人も
いらっしゃることをお聞きしました
それならみんな同じ思いをしている人がいる
こっちの方が良いと。
娘さんの家に避難して
誰もいない昼間は
避難所に来る人もいらっしゃいました
人によっては何かくださろうとします
ジュースだったりお菓子だったり・・・
避難している方からいただくなんて心苦しいのですが
でも何かお返ししたいって
きっと自然な気持ちだし
そんな気持ちが自尊心に
繋がるのかなと 偉そうにも思うと
ありがたく頂戴したいと思うのです
わざわざ駐車場となっているグラウンドまで
お菓子を持って追いかけてきてくださいました
また会いに行くと約束しました
パンツの履き心地を聞きに行きます
今度は中での撮影許可をいただければいいな・・・
Posted by hachidori.photo at 01:35│Comments(0)
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