2016年04月20日
お話聞いてきました
この変わっていく熊本の現状と続く余震と自分のふがいなさに
どこかネガティブになっていた数日間
家ですることもたくさんあるけど
地震を待っているわけにもいかない
ビビってこの大事な時をウジウジ過ごすわけにもいかない
って気持ちから
昨日はごくごくわずかながらの物資を2つのところにお届けしてきました
長くなりますがそのひとつ、
熊本市中央区帯山にある
家庭的保育室はぐくみ さん
をご紹介させてください
前震があった次の日から炊き出しを始められました
ようやく手に入ったちょこっとの野菜を持ってお手伝いに伺いました
普段は小規模の保育室をされています
代表の野村さん、スタッフの方、大牟田出身のイケメン大学生が3名、
野村さんの息子さんがテキパキと活気に満ちて
お困りの皆さんを迎える準備をされていました
届いた物資の管理をし
他の高校へ必要な物資を届けに行ったり、
でもそれが賄われたということで引き戻したりと、
他の避難所との連携も、野村さんやスタッフの方の指導のもと
大学生が中心になっておこなっていました
一方でSNSでの配信も毎日されています
本当に素晴らしいの一言
余震は怖くて昨夜は男3人で仲良くお風呂に入ったそうです♡
物資も各地から届いており、昨日の時点では物資も人手も
お困りではない様子でした
メニューはおにぎりと 温かくてやさしい味の野菜たっぷりシチューと
みずみずしいフルーツ
【はぐくみさんより】
◎乳幼児用の物資はまだ数があります
オムツや離乳食、おしり拭き等々・・・
必要な方にお届けしたいので
遠慮なく取りにいらしてください
(今は物資の受付はされていません)
◎21日より保育園も再開しますが
園児さん以外も遊びに来ていただけます
遊ぶ場所がなくて困っている方、ほっとされたい方
遊びにいらしてください
(保護者の皆さん同伴でいらしてください)
◎はぐくみさんについては、こちらをご確認ください
https://www.facebook.com/hagukumi2525.net/?pnref=lhc
子どもはご飯よりオモチャ!
遊べる場所って今は貴重です
* * *
私がお邪魔した2時間で、約25名の方がいらっしゃり
お話をお伺いしました
許可をいただきまして少しご紹介します
◆Yさんご一家
お父さん・お母さん・3才と10ヶ月になったばかりの姉妹の4人家族
震源地である益城から避難
家は全壊
幸いご家族は皆さんご無事
子どもの服も持ってこられなかったと少しずつ買い揃えているところ
携帯電話すら持って逃げられず次の日に取りに行き見つけることができたそうです
奥様のお母さんはカラオケ教室にいるところで前震に遭われ生き埋めの状態に。
お母様はどうにか2時間後に救出されましたが一緒にカラオケを楽しまれていた方はお亡くなりになられたそうです
Yさんの隣の通りが震源地で、その通りは一帯の家が全壊
ご近所の新築の家もダメだったそう
周りには、お風呂に入っていてバスタオルだけで逃げてきた方や
揚げ物をしていて太ももを大やけどし、
救急車が来るまで3時間かかってどうにか治療を受けられた方など
とにかく命があってよかったという状況だったそうです
子どもの写真を持ってこられなかったと悔やんでおられました
ここでも写真の力の大きさを実感しました
益城の様子の写真を見せてくださいました
◆熊本市の詫麻小学校に避難されていたご一家
震災3日目で配給されたのは一家族におにぎり2個と500mlのお水のみ
一日でこれだけです
物資が届かずご自宅に少し備蓄していた方はどうにか過ごせたけど
自治体が機能しておらず他の避難所との連携もできていなかったそうです
民間のボランティアの力がなければどうにもならなかったとおっしゃっていました
◆帯山小裏のアパート経営の親子さん
前震の直後 落ちた瓦が愛車クラウンを貫通!!!
これが人でなくて良かったと安堵しておられました
すぐに家を飛び出さなくてよかったとおしゃっていました
次に大きい地震が来たら倒壊するかもしれない
何ともないように見えてもヒビはすごいしここでは
もう暮らせないと不安がっていました
* * *
でもみなさん笑っています
笑って元気を出しています
どんな絶望の中にも光は絶対にあります 探せば
全国のみなさん、熊本は暗くないですよ!!
失くした物はたくさんあります
けど人の温かさとか日本人・熊本人の誇りとか絆とか
お金で買えない、とっても大事なものを得ているように思います
まだまだ終わってはいないし これからも何が起こるか分からない
毎晩怖くて仕方ないけど
がんばりましょうね!!!!!!
そして分かったこと
人のために何かできることは
自分のためになるってこと
何も人のためってことはないんです
そんなおこがましいことではなく
何かできたと少しでも思えることで自分もほっとするんだなぁ~
子どもが、何でも人にしてあげたがるように
人間って人を助けたい、協力したいって意識が
本来備わっている生き物ではないでしょうか
何も手伝うこともなく ただお話聞いて
お写真撮らせていただいただけですが
おかげで私も元気が出ました
ありがとうございました
* * *
最後に
昨日掲載した記事「みんながんばろう」を、FBを通じて
何人もの方がシェアしてくださり、
おてもやんブログで総合記事ランキング1位をいただきました
拙い文章で読みづらいところも多々ある中、
熊本の現状を知りたい、知らせたいと思ってくださった方が多かったこと
大変嬉しくありがたく思います。
これからもできることを続け 発信してまいりますので
見守って応援してくだされば幸いです
どこかネガティブになっていた数日間
家ですることもたくさんあるけど
地震を待っているわけにもいかない
ビビってこの大事な時をウジウジ過ごすわけにもいかない
って気持ちから
昨日はごくごくわずかながらの物資を2つのところにお届けしてきました
長くなりますがそのひとつ、
熊本市中央区帯山にある
家庭的保育室はぐくみ さん
をご紹介させてください
前震があった次の日から炊き出しを始められました
ようやく手に入ったちょこっとの野菜を持ってお手伝いに伺いました
普段は小規模の保育室をされています
代表の野村さん、スタッフの方、大牟田出身のイケメン大学生が3名、
野村さんの息子さんがテキパキと活気に満ちて
お困りの皆さんを迎える準備をされていました
届いた物資の管理をし
他の高校へ必要な物資を届けに行ったり、
でもそれが賄われたということで引き戻したりと、
他の避難所との連携も、野村さんやスタッフの方の指導のもと
大学生が中心になっておこなっていました
一方でSNSでの配信も毎日されています
本当に素晴らしいの一言
余震は怖くて昨夜は男3人で仲良くお風呂に入ったそうです♡
物資も各地から届いており、昨日の時点では物資も人手も
お困りではない様子でした
メニューはおにぎりと 温かくてやさしい味の野菜たっぷりシチューと
みずみずしいフルーツ
【はぐくみさんより】
◎乳幼児用の物資はまだ数があります
オムツや離乳食、おしり拭き等々・・・
必要な方にお届けしたいので
遠慮なく取りにいらしてください
(今は物資の受付はされていません)
◎21日より保育園も再開しますが
園児さん以外も遊びに来ていただけます
遊ぶ場所がなくて困っている方、ほっとされたい方
遊びにいらしてください
(保護者の皆さん同伴でいらしてください)
◎はぐくみさんについては、こちらをご確認ください
https://www.facebook.com/hagukumi2525.net/?pnref=lhc
子どもはご飯よりオモチャ!
遊べる場所って今は貴重です
* * *
私がお邪魔した2時間で、約25名の方がいらっしゃり
お話をお伺いしました
許可をいただきまして少しご紹介します
◆Yさんご一家
お父さん・お母さん・3才と10ヶ月になったばかりの姉妹の4人家族
震源地である益城から避難
家は全壊
幸いご家族は皆さんご無事
子どもの服も持ってこられなかったと少しずつ買い揃えているところ
携帯電話すら持って逃げられず次の日に取りに行き見つけることができたそうです
奥様のお母さんはカラオケ教室にいるところで前震に遭われ生き埋めの状態に。
お母様はどうにか2時間後に救出されましたが一緒にカラオケを楽しまれていた方はお亡くなりになられたそうです
Yさんの隣の通りが震源地で、その通りは一帯の家が全壊
ご近所の新築の家もダメだったそう
周りには、お風呂に入っていてバスタオルだけで逃げてきた方や
揚げ物をしていて太ももを大やけどし、
救急車が来るまで3時間かかってどうにか治療を受けられた方など
とにかく命があってよかったという状況だったそうです
子どもの写真を持ってこられなかったと悔やんでおられました
ここでも写真の力の大きさを実感しました
益城の様子の写真を見せてくださいました
◆熊本市の詫麻小学校に避難されていたご一家
震災3日目で配給されたのは一家族におにぎり2個と500mlのお水のみ
一日でこれだけです
物資が届かずご自宅に少し備蓄していた方はどうにか過ごせたけど
自治体が機能しておらず他の避難所との連携もできていなかったそうです
民間のボランティアの力がなければどうにもならなかったとおっしゃっていました
◆帯山小裏のアパート経営の親子さん
前震の直後 落ちた瓦が愛車クラウンを貫通!!!
これが人でなくて良かったと安堵しておられました
すぐに家を飛び出さなくてよかったとおしゃっていました
次に大きい地震が来たら倒壊するかもしれない
何ともないように見えてもヒビはすごいしここでは
もう暮らせないと不安がっていました
* * *
でもみなさん笑っています
笑って元気を出しています
どんな絶望の中にも光は絶対にあります 探せば
全国のみなさん、熊本は暗くないですよ!!
失くした物はたくさんあります
けど人の温かさとか日本人・熊本人の誇りとか絆とか
お金で買えない、とっても大事なものを得ているように思います
まだまだ終わってはいないし これからも何が起こるか分からない
毎晩怖くて仕方ないけど
がんばりましょうね!!!!!!
そして分かったこと
人のために何かできることは
自分のためになるってこと
何も人のためってことはないんです
そんなおこがましいことではなく
何かできたと少しでも思えることで自分もほっとするんだなぁ~
子どもが、何でも人にしてあげたがるように
人間って人を助けたい、協力したいって意識が
本来備わっている生き物ではないでしょうか
何も手伝うこともなく ただお話聞いて
お写真撮らせていただいただけですが
おかげで私も元気が出ました
ありがとうございました
* * *
最後に
昨日掲載した記事「みんながんばろう」を、FBを通じて
何人もの方がシェアしてくださり、
おてもやんブログで総合記事ランキング1位をいただきました
拙い文章で読みづらいところも多々ある中、
熊本の現状を知りたい、知らせたいと思ってくださった方が多かったこと
大変嬉しくありがたく思います。
これからもできることを続け 発信してまいりますので
見守って応援してくだされば幸いです
Posted by hachidori.photo at 09:22│Comments(0)
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